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古典技法とデジタルを融合させたユニークな新技法とは……。

September 5th, 2020 / 2020年9月5日

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今回は「どこか曖昧でいて奥深いオルタナティブプリントの魅力」がテーマ。講師はSAMURAI FOTOのエバレット・ブラウンさんと蓮見浩明さん。エバレットさんは湿板光画での撮影とコロタイプ印刷への取り組み。蓮見さんはデジタルと古典技法を融合させた独自のテクニックを紹介。おふたりには「なぜ、その方法にしたのか」などを解説してもらうとともに、9/24からサンクトペルテブルグのERARTA美術館での展示される作品を披露してもらいました。
後半は、コスモスインターナショナルさんのご協力により参加者の画像の加工とプリント体験会。新山清さんのビンテージプリントも展示しました。そして最後は、それぞれのプリント作品を発表していただき意見交換を行ないました。
募集案内

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コスモスさんのご協力で東京・目黒で開催

Samurai Foto Meeeting

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今回も、(株)コスモスインターナショナルさんの全面的なご協力で都内の会議室にて開催。密にならない広い会場をコスモスさんに手配していただき、マスク着用、アルコール消毒と換気に最大限の配慮をしました。

Samurai Foto Meeeting

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参加者にご持参していただいた画像をプリントするのは今回もエプソンのSC-PX1V(A3ノビ)です。エプソン さんに機材協力いただきました。

amurai Foto Meeeting / For ERARTA Museum

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前回同様、プリント用紙もコスモスインターナショナルさんからピクトランの局紙と局紙バライタをご提供いただきました。コスモスの佐藤さんには毎回、会場、機材などすべて手配していただいて感謝!!

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湿板光画とコロタイプ印刷のプリント作品(エバレット・ブラウン)

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湿板光画は薬品を塗ったガラス板に画を造影させる幕末(19世紀)の技法。薬品が乾く前に現像しなくてはならないため、撮影現場に張ったテントを暗室代わりに行なう。職人のように自分の勘が頼りだという。

Samurai

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古い大判カメラとレンズ、その上に自然光で撮るために露光時間はかなりかかる。12分になる場合もあって、人はブレるがそれも面白い。薬品に雨が当たって失敗することもあるが、そこから新しい方法が生まれるそうだ。

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湿板光画をデジタルデータにした後、コロタイプ印刷する。コロタイプは銅板版画のような技法で特別なインクをつくって塗布して行なう。日本のわびさびを表現するのに湿板光画+コロタイプが一番向いているという。

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X-Rite社さん、SAMURAI FOTOはランチタイムも奮闘

Kanie's report monthly study meeting

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X-Rite社の冨川さんは以前からSAMURAI FOTOのサポーターでもあります。今回も測色器「 i1 Pro2」で用紙のプロファイルを作りに来てくださいました。プリントの正確な色再現には日本一頼りになる方です。

Kanie's report monthly study meeting

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ランチを早めに終え参加者の印刷の問題点を一緒に探すSAMURAI FOTOの会長・蓮見さん。検証した結果、ハッセルのフィルムカメラで撮影したポジからスキャニングするときの設定と判明。無事に問題解決しました

Samurai Foto Meeeting

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吉田先生も参加者の希望を聞きながら画像をレタッチ。モノクロ調にしながらもマゼンダっぽいトーンになるようにNicのSilver Efex Proを使用して加工。望み通りの仕上がりに満足していただけました。

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古典技法とインクジェットの融合(蓮見浩明)

Samurai Foto Meeeting

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ダブルトーンに変換したデータを和紙にプリント→プラチナパラジウムプリント→古い和紙にインクジェットプリント→ホルガのトイカメラ+インクジェットと手法を替えてきた蓮見さんはただ古いだけでなく最新のデジタル技術と融合させた独特のプリント法でやっている。

Samurai Foto Meeeting

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蓮見さんのルネサンスから始まる現代アート史の解説はわかりやすく興味深かった。最近はモノクロ作品が多いが、なぜモノクロなのかは必ず聞かれるので「自分なりの考えをまとめる」ために、まずステートメントをまとめておくことが大切だという。

Samurai Foto Meeeting

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「アートは植物。興味の種を播き探究の根を張ることだ」という蓮見さん。そのステートメントの作り方は好きなことを調べて勉強することから始まるという。そして、一般論より自分の体験や感覚を重視し、伝えたいことをわかりやすく書くように心がけている。

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新山清さんのビンテージプリントを鑑賞

Samurai Foto Meeeting

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前回のセミナーで好評だったたため、今回もコスモスインターナショナルの新山社長に、新山清さんのプリントを持ってきていただいた。今見ても新しい切り口の主観主義の作品はとても参考になる視点を提示してくれています。

Samurai Foto Meeeting

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50年以上前のプリントがこれだけ残っているだけでも貴重。コンタクトプリントも残されていて、どのようにトリミングしてプリントしたかもわかる。誰も考えつかないようなトリミングは眼から鱗でした。


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新山社長には参加者のプリント発表にも参加していただいた。新山清さんのプリントを現像をしているだけあって、新山社長のコメントはちょっとしたアドバイスのようで、じつはわれわれではなかなか気づかない発想だ。

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出力したプリントで懇親会

今回はリモートで参加してくださった方もいらっしゃいました。また、エプソンさんのプリンタの仕上がり感をぜひ体験したかったという方も満足してくださいました。加工の仕方を見せてもらいながら、最後はピクトランのバライタなどにプリントした作品をお持ち帰りいただけたのも喜んでいただけたようです。参加してくださった皆様、コスモスインタナショナルさん、エプソンさん、ピクトランさん、X-Riteさん、どうもありがとうございました。お疲れ様でした。

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