SAMURAI写真展 2018セミナー


諏訪光二先生によるPhotoshopセミナーを開催

held on March 3th, 2018 / 2018年3月3日 開催

2018年2月27~3月4日、横浜・みなとならい駅に ある「サブウェイギャラリーM」で開催されたSAMURAI FOTO写真展4th “Making a beautiful bridge”において、写真家・諏訪光二氏によるセミナー「Photoshopによるロスレス処理とプリントの基本」を開催しました。
※セミナースケジュールについては こちらをご覧ください。
※写真展についてはこちらをご覧ください
協力:アドビシステムズ 株式会社 

「フォトレタッチは銀塩時代に生まれたもの」


黎明期から使いこなしてきた諏訪先生はPhotoshopの隅から隅まで熟知。誰にでもわかりやすく教えられる貴重な写真家なので、参加者も真剣にメモを取られていました。


銀塩写真にも長く携わってきた諏訪先生。銀塩時代でもじつはいまのデジタル処理と同じことをしていて、Photoshopによってこれらが簡単に自分の手でできるようになったメリットは大きく、利用しない手はないという。


諏訪先生による銀塩プリント。このように山並みを赤くすることも昔からあり、自分のイメージに合うように仕上げるためにフォトレタッチは銀塩時代からあったという。


アンセル・アダムスによる現像指南書を見ても、撮影した写真をどのように処理するかが記されている。フォトレタッチという概念はこの時代にすであったということになる。


こちらはモノクロ銀塩プリント前の諏訪先生のメモ。銀塩でもディテールの出し方、シャドウの出し方、部分的な焼き込みなど細かく作業されているのがわかる。


メモに基づいて仕上げた作品が右側。レタッチしていない左側の写真とはかなり異なる。自分の表現したいものに近づけることも写真表現の一部でもあるといっていいだろう。

「Photoshopによるロスレス処理とプリントの基本」


まずは目的にあった高解像度のカメラを使い、RAWで撮影する。Photoshop CCのRaw現像ソフト「Camera Raw」で現像するのが画像の劣化がない。


画質を下げないためにはCamera Rawで、できるだけのことをやり、その後にPhotoshopでRGB処理する。Camera Rawを開いたら、まずは「カメラキャリブレーション」を開いて「カメラファイル」を設定する。カメラファイルにはさまざまなものが用意されている。


多くの人は「風景」など、ビビッドな色調になるものを選びがちだが、諏訪先生のおすすめは「Adobe Standrd」か、色調や階調再現のニュートラルなもの。これらを選んでおいた方があとの処理もしやすいという。


「レンズ補正」を開いて「プロファイル補正を使用」にチェックを入れ、撮影時に使用したレンズを選ぶ。レンズによって色収差が気になるときは「色収差の除去」もチェックを入れるといい。


最下欄のカラースペースのところをクリックして「ワークフローオプション」を開く。「カラースペース」や「ビット数」など、ここで設定できるものはやっておく。


「ワークフローオプション」で忘れてはならないのは「Phptpshopでスマートオブジェクトして開く」にチェックを入れること。こうしておくと画質の劣化がなく、Camera Raw画面にすぐに戻れ、あとからRaw現像だけをやり直せるので便利。


その後にやっていくのが「基本補正」。ここでは全体的にベースを整えることを念頭に進めるがおすすめ。部分的な補正などはあとで個々にやるのがおすすめ。


プリント設定で気をつけたいのは「カラー設定」を「Photoshopによる管理」にしておくこと。「プリンターによる管理」にするとプリンター任せになってしまう。「マッチング方法」は作品によってや人によって異なるが、諏訪先生はカラーでは作品や人によって異なるが「相対的な色域の維持」にしているそうだ。

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