SAMURAI写真展 2018セミナー


カラーマネジメントスペシャリスト
冨川丈司氏によるセミナーを開催

held on March 4th, 2018 / 2018年3月4日 開催

2018年2月27~3月4日、横浜・みなとならい駅にある「サブウェイギャラリーM」で開催されたSAMURAI FOTO写真展4th “Making a beautiful bridge”において、カラーマネジメントスペシャリスト冨川丈司氏によるセミナー『用紙を替えると写真が語り出すー表現力を上げる用紙の選び方と実践方法―』を開催しました。
※セミナースケジュールについては こちらをご覧ください。
※写真展についてはこちらをご覧ください
協力: エプソン販売 株式会社

「光沢紙」系から「マット紙」系へ替えてみよう


夜景写真などには黒が締まるエプソンの高光沢紙クリスピアなどの光沢紙が向いているが、そのほかの写真の場合などはマット紙に替えると柔らかい雰囲気になり、同じ写真でも印象が変わってくる。


SAMURAIの佐々木さんの作品をプリントしたもの。右が光沢紙で左がマット紙。マット紙だと色が出ないと心配する人もいるが、エプソンのベルベットファインアート紙のように発色性のよい用紙もある。


ダムの放水時の水のアップを撮影した佐々木さんの作品。光沢紙だと色鮮やかに再現されるが、表面がツルツルで均一になる。こういう作品には面質があって表面にニュアンスのあるマット紙が向いている。

マット紙のためのプリンタの設定の注意点


まずは用紙のICCプロファイルを入手する。用紙メーカーで提供されているものを使用するか、自分でプロファイルを作成する。それを使って補正とプリントするとモニターにほぼ忠実な色に印刷が可能。


次に気をつけたいのが印刷品質。光沢紙の場合には「高精細」でいいが、マット紙の場合には「印刷品質」のところを「超高精細」にする。


マット紙のように面質のある用紙は表面に微妙な凹凸があるような状態なので、そこにきれいにプリントするには細かいドットにしておくほうがいい。


「用紙調整」で紙厚とプラテンギャップの設定をする。マット紙には厚めのものもあるので「用紙厚」にその数値を入れる。また、面質が強い場合などは「プラテンギャップ」を広めにしておく。


「変換オプション」の「マッチング方法」には4種類のものがあり、どれにするか悩む人もいるが、冨川さんは階調を保持することを重点にマッチングする「知覚的」がおすすめだという。


「変換オプション」の「変換方式」は「Adobe(ACE)}、「マッチング方法」の下にある「黒点の補正を使用」などにはチェックを入れておく。

簡単便利な Epson Print Layout がおすすめ


A2ノビ対応プリンタのSC-PX3Vなど、SAMURAIメンバーにも愛用者が多いエプソンのプロセレクション。今回はSC-PX5VⅡを使って、実際のプリント設定を見せてもらった。


こちらがMacの場合の「Photoshop プリント設定」画面。これだと以前に使った用紙のプリント設定をメモするなどして自分で覚えておかないといけない。また、ほかに上記のようなプリンタの設定も必要になる。


Epson Print Layout ならプリンタのドライバーを使わずにPhotoshopから直接プリンタに行けるので便利。エプソンのwebサイトからダウンロードできる。
ダウンロード先


こちらがEpson Print Layout の設定画面。ここでの設定だけでプリンタの設定の必要はない。ダウンロードしておけば、Photoshopの「ファイル」→「自動処理」→「Epson Print Layout」で開くことができる。


プリントする側にとって最も便利なのはここで一度、設定した内容を保存しておけること。用紙ごとに「プリセット保存」しておけば、同じ用紙のときにはこれを読み込むだけで設定の必要がなくなる。


一度保存しておけば、このように自動的に用紙の種類が出てくる。ここで使用する用紙を選べば、あとはプリントするだけなので簡単。時間もかなり短縮できる。

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